オフィスワーカーに急増中のドライアイ！

ドライアイとは？

ドライアイは、目を守るのに欠かせない涙の量が不足したり、涙の質のバランスが崩れることによって涙が均等に行きわたらず、 目の表面が乾きやすく傷がつきやすくなる涙の病気なんです。

現在、日本では多くの人がドライアイに陥りやすいと言われています。
特にオフィスワーカーの多くがドライアイと言われ、近年、コンタクトレンズ使用者も増えたことで、 コンタクトレンズを使用している人の約半数の人がドライアイの症状に悩まされているとのことです。
目の乾きや目のかすみ、目の疲れなどが感じやすいという症状がでている人はドライアイかもしれません。

目が乾く原因って、どんなことが考えられる？

冬の「乾き目」

季節による空気の乾燥が、より目を乾きやすくします。外の空気の乾燥によって、 涙が蒸発しやすくなり、他の季節に比べても目が乾きやすいと実感する人が多くいらっしゃいます。

目を酷使している生活習慣

目が乾きやすく、ドライアイになる要因は様々なことが考えられますが、日常生活に影響していることが多いです。
パソコン、スマートフォン、テレビなどのモニター画面を長く見続ける生活やエアコンの使用による空気の乾燥によって、 自然とまばたきの数が減少し、涙が蒸発しやすく、不安定になり、目の表面の涙の広がりに影響を与えてしまい、細胞を傷つけてしまいます。

コンタクトレンズによる乾燥

また、コンタクトレンズを日頃使用している人にとっては、使用されていない人に比べて、目が乾燥しやすい状態にあります。
それはなぜかというと、コンタクトレンズを使用すると、涙の2層構造が崩れ、レンズ表面の涙の層が薄くなるため、 涙が蒸発しやすくなり、コンタクトレンズに吸い取られてレンズ自体も乾燥し、目がゴロゴロしたり、痛みが生じて充血するなどの症状が出やすくなり、 ドライアイ、あるいはドライアイに近い状態になりやすいのです。

ドライアイから目を守るには？

• パソコンやスマホなどのモニター画面を見るときは、「目線より低い位置」に置くことで目を大きく開かずに済むので乾燥予防になります。
  また、長時間使用する場合は、こまめに休憩を取るようにして、目を休めてください。
  
• 意識的にまばたきの回数を増やすよう心がけて下さい。
  まばたきをするたびに涙が生成され、涙の蒸発を防ぎます。
• エアコンを使用すると室内は非常に乾燥しやすくなります。エアコンの風には直接当たらず、加湿をしましょう。
  特に冬場は夏に比べて乾燥しやすいので、加湿がとても大事になります。
• コンタクトレンズは正しい使い方を守りましょう。
  目が乾きやすい場合は、コンタクトレンズ用の目薬を使用したり、汚れたレンズを長時間装用しないよう、衛生的に管理・利用しましょう。